映画『イット/チャプター2』ルーザーズ・クラブの27年後をご紹介します




ネタバレ含みますのでご注意ください。

 

『イット/それ”が見えたら、終わり。』の続編が2019年9月6日に全米で公開されます。

 

日本でも、その前後の公開となる予定です。

 

さて、続編はどうなるのか!

 

今回は27年後の「ルーザーズクラブ」のメンバーが再びデリーの街に集結して、ペニーワイズと戦うストーリーとなっています。

 

まず、一番気になるところが、7人の子供たちがどんな風に成長しているかだと思う。

 

そこで、7人のキャラ紹介と、どんな風に成長したのかを解説していきます。

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ルーザーズ・クラブのメンバーたち

ビル・デンブロウ

少年時代のビルを演じたのは、ジェイデン・リーベラーです。

本編の主人公
ルーザーズ・クラブのリーダー的存在。

 

ビルは弟のジョージーを死なせてしまったのは、自分のせいだとずっと心が痛んでいた。

 

この思いが行動の原理となっています。

 

ビルは弟の生存に僅かな希望を抱いていた。

 

そのため、弟が死んだと認めることが、ビルにとって一番の恐怖であり、ペニーワイズとの戦いを通じて弟は死んだと受け入れることができた。

 

大人になったビルは売れっ子のホラー作家になっている。

 

子供の頃は、吃音症(どもり)であったが、大人になってからも、ペニーワイズの恐怖によって、吃音症が出てしまう。

 

大人のビルを演じるのは、ジェームズ・マカボイです。
生年月日は、1979年4月21日生まれのスコットランド出身。

ベバリー・マーシュ

少女時代のベバリーを演じたのは、ソフィア・リリスです。


ルーザーズ・クラブにおいて唯一の女性であるベバリー。
子供の頃、父親による虐待に苦しめられていた。

 

ちょうど、少女から大人の女性へと体が変化していくことに対する怖れを抱いている。

 

それがわかるのが、ベバリーが、バスルームで血まみれになるシーン。

 

排水口から、噴き出した血液は経血を表現しており、彼女の中にある大人になることへの不安とそのことによって、父との関係性がさらに悪化することへの恐怖を具体的に示している。

 

クライマックス、ベバリーを常に監視してそばに置いておきたい父親と立ち向かい、ペニーワイズが見せる幻影にも臆せことなく戦います。

 

こうして、彼女は自分を縛り付ける父親と決別し、成長を遂げるのです。

 

27年後のベバリーは、また、暴力によって支配してくる男に悩まされます。

 

ビジネスパートナーであるこの男は父親と同じく、嫉妬深くて独占欲の強いDV男であると言えます。

 

つくづく、ベバリーには、男に縁がないですね。

 

ちなみに原作では、この男とのやりとりはとても激しいもので、最終的にお金で決着がつきます。

 

大人のベバリーを演じるのは、ジェシカ・チャステインです。
生年月日は、1977年3月24日生まれのアメリカ出身。

ベン・ハンスコム

少年時代のベンを演じたのは、ジェレミー・レイ・テイラーです。


ベンは父親を戦争で亡くし、母親の姉を頼ってデリーの街に引っ越してきた。

 

図書館で本を読むことが好きで、詩を書くような繊細な面もある。
見た目の印象とは異なり、細かい作業も得意で、手先も器用。

 

そんな彼は、ベバリーに淡い恋心を抱いている。

 

ペニーワイズによって窮地に陥ったベバリーに対して、ベンがキスしたことによって意識を取り戻します。

 

ビルの発案により、またデリーの街に再びペニーワイズが現れたら7人が集結することを誓う証として、1人ずつ血の契りを交わす。

 

それぞれ立ち去って、ビル、ベバリー、ベンの3人となる。

 

そこでベンは、ベバリーがビルに思いを寄せていることを知っていたので、あえて2人だけを残して立ち去ります。

 

ここで、ベンのカッコよさが引き立ちます。

 

27年後のベンの職業は建築家。

 

大人になってからのベンはすっかりスリムとなって少年時代の面影はない。

 

『チャプター2』においてのベンは、中心的な存在だと個人的には思っている。

 

ペニーワイズとの戦いと平行して、ベバリーとの関係が大きく進展します。
最後、ベンとベバリーは恋に落ち、2人は結ばれます。

 

大人のベンを演じるのは、ジェイ・ライアンです。
生年月日は、1981年8月29日生まれのニュージーランド出身。

マイク・ハンロン

少年時代のマイクを演じたのは、チョーズン・ジェイコブズです。

マイクは、火事によって両親を亡くしたこショックが、トラウマとなってずっと脳裏に焼き付いていた。

 

不良グループのリーダーであるヘンリー・バワーズ はマイクを「ニガー」と呼んで、目の敵にしている。

 

ヘンリーとマイクの構図を人種差別の象徴として描かれています。

 

ペニーワイズの潜むところに向かう途中で、ヘンリーと鉢合わせ、ここでマイクは、悪意を持つ人間を前にして、屈服せずに立ち向かい見事打ち勝ちます。

 

27年後、マイクだけはデリーに残り、図書館司書として生計を立てていた。

 

そこで、再び子供の失踪事件が多発し、調査を進めていくとペニーワイズがデリーに戻ったことを悟り、27年前の約束を果たすために、ルーザーズクラブの仲間に招集をかける。

 

大人のマイクを演じるのは、イザイア・ムスタファです。
生年月日は、1974年2月11日生まれのアメリカ出身。

リッチー・トージア

少年時代のリッチーを演じたのは、フィン・ウルフハードです。

ルーザーズ・クラブでは、ムードメーカー的な存在のリッチー。

 

おしゃべりでお調子者ではあるが、メンバー中では一番ビル理解者でもあるが、ムードメーカーにしてトラブルメーカーでもあります。

 

弟が生きていることを信じるビルといつも一緒に同行し、危険な場所に踏み込んでいく。

 

ペニーワイズにビルが人質として捕らわれた時も、脅しに屈服せずに見捨てませんでした。

 

リッチーは、ルーザーズ・クラブにとって、最も大事な役割を果たしている。

 

リッチーが率先して、ビルの後に続いて盛り立てることで、躊躇している仲間たちを奮い立たせ、グループをひとつにまとめている影の功労者でもあります。

 

27年後の彼は、自分の才能を活かして、俳優・コメディアンの道に進み成功をしている

 

大人のリッチーを演じるのは、ビル・ヘイダーです。
生年月日は、1978年6月7日生まれのアメリカ出身。

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エディ・カスプラーク

少年時代のエディを演じたのは、ジャック・ディラン・グレイザーです。

身体が弱い上に、母子家庭なこともあって、過保護な母親に育てられる。
そのため、喘息の吸入器をいつも持ち歩いているエディ。

 

本当は喘息ではないのに、母親から「お前は身体が弱い」と潜在意識に刷り込まれ、自分は病気なのだと思い込んでいます。

 

母親の手から離れ、大人なる事を拒絶されている彼は、成長過程に必要な自立することができない状態でいた。

 

ペニーワイズが潜んでいる隠れ家に乗り込み、腕の骨を折る大怪我を負ってしまう。

 

渋々ながらビルに即発されてついて行ったがために、散々な目にあった彼ですが、ベバリーがペニーワイズによってさらわれたと知ると、仲間たちと一緒に再び危険な場所へと踏み込んでいく。

 

この時エディは、母親からの忠告を無視して、生死を伴うピンチの仲間を助ける方を選択した彼はようやく母親からの依存を脱し、自立することができた。

 

27年後のエディは、リムジンの配車会社を起ち上げて成功している。

 

原作では、母親と同じかっぷくの良い体型をした女性と結婚しています。

 

ベバリーも父親と似たDV男と交際しているように、エディーも同様に親の影響を完全に拭い去ることができないでいるようです。

 

大人のエディを演じるのは、ジェームズ・ランソンです。
生年月日は、1979年6月2日生まれのアメリカ出身。

スタンリー・ユーリス

少年時代のスタンリーを演じたのは、ワイアット・オレフです。

スタンリーは信仰心の強いユダヤ教徒の家庭で育てられる。

 

ユダヤ教では13歳になった少年が受ける儀式(バル・ミツヴァー)を近くに控えていた。

 

これは、大人になるにあたっての通過儀礼にあたるものです。

 

けれども彼は強迫神経症ということもあって、教会に飾られている『首の長い女』の絵にに恐怖心を持っている。

 

常識とは異なるものに恐怖を感じるので、顔の歪んだ女性の絵を見ると本当かどうかと疑いを抱いてしまうのです。

 

スタンリーもほかの仲間たちと同様に、ペニーワイズが作り出す幻影に屈服せずに立ち向かいます。

 

自分の内に秘めた恐怖に打ち勝つことが、スタンリーにとっての通過儀礼だった。

 

でも、スタンリーだけは、ペニーワイズの存在を受け入れることができないでいた唯一のメンバー。

 

そのため、マイクから電話を受けたときも、他のメンバーとは明らかに違い、躊躇した受け答えだった。

 

スタンリーはメンバーの中でも、ペニーワイズに噛みつかれたりといった怖い目にあっており、気が弱いため、また同じ恐怖を体験しなければいけないという思いから耐えられなくなり、自殺をしてしまう。

 

大人のスタンリーを演じるのは、アンディー・ビーンです。

ルーザーズ・クラブが結束が固い本当の理由とは?

前作のラストで、ビルの発案によって、デリーの街に再びペニーワイズが現れたら、7人が集結することを誓う証として、1人ずつ血の契りを交わします。

 

これによって、結束が固まったと解釈することはできますが、本当は違います。

 

原作では、ベバリーがルーザーズ・クラブの仲間と性交をするという衝撃の展開があります。

 

それは、ペニーワイズによる呪いによって、地下トンネルから脱出することができないでいる状況から、ベバリーが行った儀式のようなものです。、

 

彼らにとっての女性とは、まだ経験していない未知の領域であると同時に恐怖でもあります。

 

この恐怖の正体を知ることで、大人になるための通過儀礼をはたすわけです。

 

ルーザーズ・クラブの少年たちはベバリーを通じて、スピリチュアルでいうワンネス状態になったといえる。

 

だから、結束力が固いわけです。

 

この部分は映像化が難しいので、わかりづらいのはこの理由があるからです。

ルーザーズ・クラブの宿敵であるヘンリーは生きていた!!


前作でヘンリーはマイクと格闘の末に、井戸の中に落ちて死んでしまったかのような描写がされていましたが、『イット/チャプター2』では、27年後のヘンリー役が発表されました。

 

演じるのはティーチ・グラントです。
生年月日は1974年1月25日生まれのカナダ・トロント出身。

原作では、下水道で大量に見つかった死体を遺棄した疑いでヘンリーは、刑務所に収容されている。

 

彼はペニーワイズによって、刑務所から脱走をはかります。

 

そして、ペニーワイズから手渡されたナイフを持って、マイクに近づきます。
ヘンリーにより襲撃を受けたマイクは重傷を負ってしまう。

まとめ

前作エンドロールの最後に、「IT」というタイトルが表示されて止まり、その下から「chapter 1」と文字が浮かび上がります。

 

これは観客に対して、「ITはまだ続きがありますよ」というお知らせの意味を含めた演出でした。

 

27年経ったルーザーズクラブたちのその後を描いた大人篇のキャスティングが発表されて、子供時代のイメージを損なわないように配慮したキャスティングになっていることが伺えます。

 

1990年にTVドラマとして制作された『IT』は、大人になった俳優たちのキャスティングが、子供時代のイメージと微妙にズレていることから、評価が手厳しいものになっている。

 

今回はそうしたことを踏まえて、きちんとした予算を組んだ上での映画化は、実質今回が初めてなので、期待が含まります。

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