『アラジン』といえばディズニーアニメの中でも珍しい男性が主人公で、根強い人気の作品。
1993年8月に公開された当時は、「ア・ホール・ニュー・ワールド」が頻繁にテレビCMで流され、映画館に足を運んだ人も多いはず。
私も彼女とデートで鑑賞し、周りがカップルだらけだったのをよく覚えています。
そんな『アラジン』が実写版として、2019年5月に全米で公開が決定し、キャスティングも、主人公アラジンにミーナ・マスード、王女ジャスミンにナオミ・スコット、魔人ジーニーはウィル・スミスと発表がされました。
実写「アラジン」
俳優が豪華。#映画 #ディズニー #アラジン #実写化 #洋画 #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/M300GasALx— 武藤 翠子【今日は、そう。】みーこ (@m_midori5) 2018年10月11日
そこで、『アラジン』の見どころとなる部分をまとめてみました。
簡単なあらすじ紹介
予告動画はこちらです。↓ ↓ ↓
予告動画では、架空の国『アグラバー』の広大な砂漠の風景から一転して、アラジンが魔法のランプをのぞき込む姿が映し出されています。
アニメのリメークということなので、大枠のストーリーは変らないと思うので、簡単なあらすじを紹介しますね。
舞台は、砂漠の都アグラバー。
窮屈な宮殿の生活に嫌気がさした王女ジャスミンは、こっそり抜け出します。
街に出たジャスミンは、その日暮らしで、生計を立てているアラジンと出会い恋に落ちます。
その後、アラジンはアグラバー国の右大臣ジャファーにそそのかされ、魔法の洞窟にあるランプを入手するが、命を狙われたところ、魔法の絨毯によって救われ、3つの願いごとを叶えてくれる魔人ジニーの主人となります。
魔人ジニーの願い事によって、王子となったアラジンはジャスミンに求婚を申し出ますが、ジャファーの悪巧みによって引き裂かれて・・・といった物語です。
実写版『アラジン』の見どころ
映像表現
何といっても一番観たいのが、アラジンとジャスミンが「ア・ホール・ニューワールド」のメロディに合わせて、魔法の絨毯で空を飛び回るシーンを最新のCG技術で表現した映像を堪能したい。
自分も魔法の絨毯に乗っているような感覚が一体となる、3Dで是非観たいものですね。
また、砂漠の黄土色と夜の濃紺のコントラストの美しさがどう表現されるか楽しみです。
アラジンとジャスミンの初々しさ
アニメの『アラジン』は、どの恋にも等しくある「始まりの瞬間」を鮮やかに描いた作品。
中高年だって、2人のランデブーを見れば若いころを思い出し胸がときめくはず。
恋を何年もの間ご無沙汰しているあたなでも、きっと満足できると思う。
ミュージカルの演出
私はミュージカル風の演出って正直苦手なんだけど、『アラジン』のミュージカルは不思議と違和感がなく、作品に溶け込んでいて心地よかった。
今回は実写となるので、ミュージカルの演出は力を入れると思う。
アラブ独特の音階が、至るところにちりばめられ、エキゾチックな音楽が期待できますね。
ウィル・スミスのジーニー
『アラジン』の最大の魅力は、ランプの精ジーニーだと思います。
速いテンポで魔法をまくしたてていく、テンションの高さ。
ウェットに富んだジョークはユーモアがあり、とても人情味があって力持ち。
ジーニーは、キャラが立っていて、存在自体が楽しい。
ウィル・スミスはアニメのイメージにぴったりなので、どこまで弾けて演じることができるかが大きなカギとなる。
でも、エンターテインメントに徹している人なので、心配は無用ですかね。
アラジンの実写化ジーニー役ウィル・スミスは強い pic.twitter.com/6HMjY8YaPB
— aika (@ai96ai_) 2018年10月12日
男性版シンデレラストーリー
主人公のアラジンは貧しいけれど、機転が利いて要領がよく、自分の食糧目当てに盗んだパンをあえて、お腹を空かしている子供に分け与えるといった優しい面も持っている。
しかし、アラジンは自分の置かれた環境に不満を持ち、チャンスがあれば金持ちになりたいという願望から毎日宮殿を見て、潜在意識を刷り込ませていた。
その思いが、ジャスミンを引き寄せ、ピンチをチャンスにかえて、王子となり2人は結ばれる。
ベタな展開だけど、ハッピーエンドになって幸せになるのは、観ていて気持ちが元気になります。
まとめ
エンタメを熟知したディズニーが制作した『アラジン』は、テンポのよいストーリー展開と、大人も子どもも一緒に楽しめるわかりやすい内容。
そして、魔法のエッセンスがたっぷりと盛り込まれ、正統派アドベンチャーとして存分に楽しめ文句のつけようがない作品。
娯楽要素がすべて詰め込まれ、満腹状態ではありますが、この素晴らしい作品がまた実写となって、新たな魅力を引き出し、いつまでもファンから愛される作品になることを期待したい。