安室透が活躍する第20作『名探偵コナン/純黒の悪夢』の感想




ネタバレ含みますのでご注意ください。
『名探偵コナン』が、面白く無い訳がないと思わせてくれる!
今回は『黒の組織』が出てくることから、やはりスリル感がある。

 

また、今回は少年探偵団がすごくいい味を出していていいですね。

 

普段は話を引っ掻き回してしまうような場面が多かったけど、今回はすごく良かったと思います。

 

キュラソーもとてもいいキャラで素敵です.

 

彼女の心境を変えることができたのも元太たちだけだと思うし、それを思ったら胸が熱くなる。
そして何といってもメインはやっぱり『黒の組織』との対決。

 

コナン、赤井、安室3人による共同戦線が見もの。
3人が力を合わせるアクションシーンは、全体を通じて凄い。

 

近頃のコナンは推理と比較してアクションに比重が置かれがちなのがやはり寂しいといえば寂しい。
でも、見応えがあるし、見どころが多く何度も観れる面白さがあります。

 

そんな『名探偵コナン/純黒の悪夢』のあらすじと感想をご紹介します。

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あらすじ

予告動画はこちらになります。 ↓ ↓ ↓ ↓

安室透は警察庁警備企画課に所属する捜査官で、「黒の組織」にバーボンというコードネームを与えられ、組織の実態を掴むために潜入しています。

 

ある夜、警察庁内に謎の女性が侵入し、公安の機密文書を保存しているデーターベースが盗まれてしまう。

 

そのデーターには公安やFBIのスパイたちのリストが収められている。

 

そのリストが「黒の組織」の手に渡ってしまうと、組織に潜入しているスパイたちは命を奪われてしまう。

 

必死の思いで逃走する謎の女性を安室やFBIの赤井秀一は追跡します。
激しいカーチェイスになって、首都高でデットヒートが繰り広げられます。

 

謎の女性を追い詰めるが、彼女は組織にデーターを送信してしまう。
彼女の乗った車は赤井の狙撃によって爆破し、海に沈みます。

 

リストを獲得した組織は、世界中で任務を遂行しているスパイ達を抹殺していく。
抹殺する仕事は組織の中で最も非情な男ジンだった。

 

日本で潜入捜査をしているスパイを抹殺するためジンたちは帰国する。
データー送信して行方がわからなくなった謎の女性を「黒の組織」のベルモットが捜している。

 

謎の女性は黒の組織の一員だった。

 

一方コナンたちは、謎の女性の追跡で事故にあった近くの東都水族館に少年探偵団と一緒に来ていた。
ここで、記憶喪失になった謎の女性と遭遇します。

 

彼女を不憫に思ったコナンたち少年探偵団は、彼女の記憶が戻る手がかりを求め一緒にいることにします。
彼女は片方の目だけ色が異なっていました。

 

観覧車に乗ろうとする列から元太が窓から落ちそうになった時、彼女の驚異的な身体能力で助けられ、それを見たコナンと灰原は、身体能力の高さと片目が義眼であるということから「黒の組織」ナンバー2の「ラム」ではないかと疑う。

 

しかし、観覧車で倒れ込んだ彼女を医者に診察してもらったところ、義眼でなくて片側の目の色だけ生まれながら違う女性であることが分かります。

 

安室とFBIの水無はリストからスパイと見なされ捕らえられてしまう。

 

ジンによって、殺されそうになるが、送信されたメールの文章で、安室と水無の部分が途中であったため、確認をしてからでないとまずいとベルモットはジンにいいます。

 

しかし、聞く耳を持たないジンは二人を始末しようとするが、ちょうどその時、赤井によって助けられます。

 

記憶を失った謎の女性は、ラムの直属の部下で、コードネームはキュラソーとわかる。

 

ベルモットは、再びキュラソーに安室と水無が間違いなくスパイであるのかと確かめようとします。
キュラソーはまだ記憶を失くした状態ですが、警察によって保護されます。

 

そんな彼女に対して親切にしてもらえるコナンたち少年探偵団に心を許します。

 

やがて公安がキュラソーの存在に勘づいて、警察にキュラソーの身柄を引き渡すよう要求します。

 

公安はキュラソーの頭の中に機密文書が記憶している事実を知っていた。
キュラソーはあるいくつかの色が重なり合うと記憶が戻るのです。

 

公安は記憶を引き出す目的で、夜ライトアップがされ、色が重なりあうことが確認できる東都水族館の観覧車にキュラソーをと一緒に乗ります。

 

黒の組織はそのことも想定内で、キュラソーが乗った観覧車だけをヘリコプターで奪い、
キュラソーの奪還が失敗した際に使用する目的で、観覧車に爆弾をしかけていた。

 

観覧車の一番上まで来た時、ライトアップの色が重なり合った瞬間、キュラソーは記憶を取り戻す。

 

記憶を取り戻したキュラソーを確認したベルモットは安室とキールが本当にスパイなのかと確かめます。

 

すると二人はスパイではないと返信します。
彼女はすでに「黒の組織」にいた頃の彼女とは違っていた。

 

少年探偵団のやさしさにふれ、組織での活動に疑問を思ったのです。

 

観覧車に爆弾が仕掛けられていることが分かったコナンと安室と赤井は、爆弾の阻止に向けて行動します。

 

ジンの救出を拒み、逃げだすキュラソーを確かめた黒の組織は、観覧車ごと攻撃され、水族館に向けて転がり始めまる。

 

なんと観覧車の中には少年探偵団たちが乗っていた。

 

少年探偵団を目にしたキュラソーは、クレーン車に乗り込んで観覧車を止め、命を落としてしまう。

 

その後、クレーン車から遺体が見つかるが、身を挺して犠牲となったのがキュラソーであったことを知っているのは、コナンと灰原だけだった。

 

二人は、少年探偵団たちには真実を隠し、また普段の生活に戻っていきます。

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声優の配役に大満足!

ガンダム関係の声優さんの名前と役名をもじっているのがいいですね。

 

アムロ・レイを演じた古谷徹で、安室透。

 

シャー・アズナブルを演じた池田秀一。
シャアは赤い彗星ということで、苗字を赤井にしている青山先生の趣味とセンスに脱帽。

 

やはり、安室と赤井の絡みはファーストガンダム世代の私には堪らないですね。

 

シャアとアムロときたので、次は誰をもじってくるのかが楽しみですね。

 

また恒例となりつつある、タレントの声優起用も今回は、元宝塚の天海祐希とあって、演技も素晴らしかった。

 

セリフが棒読みだと物語が頭に入ってこないだけじゃなくハラハラドキドキもしない。
声優はホント、アニメにとって命ですからね。

初期とティストが違うけどいい

シリーズを第1作からずっと見続けてきて思うことは第1作目から第7作目まで担当したこだま監督の作品はどれも粒ぞろいで面白い。

 

第8作目から第14作目に関しては、可もなく不可もなくといった感じの作品が多い。

 

第15作目からは、アクションシーンに力が入り、エンタメ指向が強くなり、初期の頃とは印象が多少違ったとしても、それはそれで問題ないです。

 

本作は今まで不満であった、とって付けた風なラブコメ的な要素。

 

ストーリーとは直接繋がりのない事件といったものが極力排除され、アクション物としてシンプルな仕上がりとなっている。

 

第18作「異次元の狙撃手」の黒の組織バージョンといったところ。

 

20周年記念として、通常この手の記念すべき作品は、詰め込み過ぎる傾向があるので、よくここまでシンプルに作れたと思う。

 

ひとつだけストーリーと関係ないシーンとして、赤井と安室が殴り合うシーンがあるけど、この2人のキャラが、現在のコナンの人気を支えているので、これで良かったと思う。

 

キュラソーが最初の部分で『ひき殺してやるよ!』とまで口にした彼女が最後あんな風に変わるとは。

 

サブタイトルも彼女の事であると気づいてなるほどと思った。

『黒の組織編』が好きな人におススメ

推理が好きな人には少し物足りないと思う。
でも、単行本を集めていて特に『黒の組織編』が好きな人におススメ。

 

『黒の組織編』は推理物のような展開の時もあるし、本作のような純粋に力対力を全面に出したアクション重視の話もあってどちらも捨てがたい。

 

コナンは推理物じゃないとダメなんてもったいない。

 

推理があってアクションもあるからこそ、バラエティーに富んだ面白さがあります。

 

私は『名探偵コナン』におけるメインは、『黒の組織』との攻防だと思っている。本作は、、『黒の組織』についての新たなことは判明されないけど、これから先の伏線にもなるかも知れないシーンもあって、全容が解明した時に、また見返して見るのもいいかもしれません。

 

アニメならではのアクションシーンもあるけど、何と言っても赤井と安室の観覧車における対決のシーンは、劇場版ならではのファンサービスかな。

 

ましてやこのシーンは、青山剛昌先生が原画を担当されたということからより一層スペシャル感が増していた。

 

サプライズで、『黒の組織』のナンバー2であるラムが声のみだけど初めて登場したのには驚いた。

 

原作をずっと読んでいるファンへの憎いサプライズですね。
原作でも時折見せるほろ苦い結末を迎える事件がいくつかあります。

 

例えば、『ピアノソナタの事件』や、『ウエディング・イブ』なんかが該当します。

 

号泣するといった感じではないけど、何となく胸に引っかかって哀しい気分になり涙を流すか流さないかというような結末。

 

観た後は、一人で鑑賞に浸りたくなるような作品。
やっぱり『黒の組織編』は、話がハードで重いですね。

まとめ

何度観てもやっぱり面白い。
ラストシーンの切なさに涙してしまう。

 

本作は、家で観るよりも映画館で鑑賞した時の迫力には適わない…まぁ当たり前ですけど。

 

今回感じたことは、観覧車からキュラソーを奪還するためにオスプレイまで持ち出す『黒の組織』の力を改めて思い知らされた。

 

後、今回は蘭の登場シーンも少なく、推理らしいところもないことから、不満に思う人もいるんじゃないかと…

 

しかし、スケールの大きいアクションは劇場版ならではの面白さです。
20作目となる作品にふさわしく、未見の人はおススメです。

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