80年代青春映画の傑作『ベスト・キッド』の感想




ネタバレ含みますのでご注意下さい。
『ベスト・キッド』は当時中高生に圧倒的な支持を集めた作品。

 

今観ると設定やファッションが古く感じるけど、空手を通じて普通の少年が心身ともに成長していく過程は、ベタな展開ではあるけど、単純であるからこそ感情移入できるところが魅力的。

 

マンガでいえば『はじめの一歩』のように少年マンガの王道をいくストーリー。
なので、面白くないはずがないですよね。

 

本作の好評を得てシリーズ化されるけど、個人的には第一作が一番面白いかな。
そんな『ベスト・キッド』のあらすじと感想をご紹介します。

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あらすじ

予告動画はこちらになります。↓ ↓ ↓


ダニエル(ラルフ・マッチオ)は、母親の仕事の理由から引っ越しをすることとなった。
人見知りのダニエルは今まで友人と呼べる人はいなかったが、新しい場所で早速フレディという友人ができた。

 

フレディにつられてパーティに行くことになり、そこでアリ(エリザベス・シュー)に一目ぼれする。

 

アリには、以前付き合っていた不良グループのリーダーであるジョニー(ウィリアム・サブカ)がいた。

 

ジョニーは、ダニエルとアリが親しくしている姿に嫉妬して、ダニエルに意地悪をするようになる。

 

ダニエルは仮装パーティの時に、ジョニーがトイレでタバコを吸おうとしているところにホースをかけて仕返しをするが、ジョニーに見つかり、必至に逃げるが捕まり、無抵抗のダニエルに対して集団でリンチを加えられる。

 

その時、通りがかりのミヤギ(ノリユキ・パッド・モリタ)がダニエルを助け、ジョニーたちを一掃する。

 

復讐に燃えるダニエルだが、ミヤギに諭され、コブラ会に出向き、決着はダニエルの住む地域の空手大会で付けることになる。

 

その為、ダニエルはミヤギに空手を教わることとなる。

 

ミヤギの指導は、塀のペンキ塗りや床磨きなど、空手には直接関わりが無いものばかりだった。
不信に感じたダニエルだが、辛抱してミヤギの言われたとおり作業を続けた。

 

しかし、ある日しびれを切らしたダニエルは、ついにミヤギに向かって「空手を教えてくれ」というと、ミヤギはダニエルに対して、いきなり正拳突きをしてきた。

 

反射的にダニエルは、ミヤギの正拳突きをブロックすることが出来た。
床磨きやペンキ塗りをさせていたのは、空手の型を体に刷り込ませることだった。

 

ついに「コブラ会」のメンバーと、ダニエルの決着の時がきた。
「コブラ会」のメンバーは、ダニエルを潰しにかかる。

 

これは、「コブラ会」の指導者であるジョン・クリースの指示によるもの。
準決勝で、ダニエルは戦闘不能になるほど痛みつけられる。

 

ダニエルは棄権するかに見えたが、ミヤギの”気”の注入により、辛うじて決勝の舞台に立つことが出来た。

 

決勝の相手は、宿敵ジョニーだ。
反則すれすれの鬼気迫る攻撃で、ダニエルを追い詰める。

 

窮地に立たされたダニエルは、両手を高々と掲げ、片足で立つ『鶴の構え』。
ジョニーが近づいてきたその瞬間に、片足で飛び蹴りが顔面に当たりジョニーを倒したのだ。

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ツボを抑えた王道ストーリーに満足

ニュージャージーからカリフォルニアに引越しをして来たダニエルは、些細なことからいじめにあい、自分の弱さに打ちひしがれた時に、ミヤギと出会い、奇妙な修行を経て人間として一回り成長する、青春映画の王道的作品。

 

ダニエルとミヤギとの関係はぎこちなかったけど、次第に育まれていく二人の師弟愛には心が温かくなるね。

 

ダニエルとヒロイン・アリとの家庭環境が違うという厳しい現実をさり気なく盛り込んでいたりするさじ加減も絶妙なのがまたいいですね。

 

ダニエルは、カラテ大会でイジメを受けたジョニーと決着をつける。
そこからミヤギの命令により、ワックス掛け、ペンキ塗りといったことをこなしていく。

 

実は、これが空手の型を身に付けるトレーニングであったのです。
この想定外な練習が空手の基本動作に結びつく面白さは秀逸ですね。

 

そして、ラストにおける空手大会で宿敵ジョニーを倒す爽快感。
練習の成果がこれほど存分に発揮され、劇的に結びつく映画はちょっと思いあたらない。

 

それと、ミヤギの人柄と人生哲学がとても参考になる。
日々の生活が修行であるということには、なるほどと唸った。

 

後、言葉も印象的で、「やらないならやらない。中途半端が一番危険。」、「バランスが大事。バランスが良ければカラテも人生もグッド」と深いですね。

一歩踏み込んだ心理描写や性格表現、印象的な台詞やシーンが多く、人物もお話もデティールが実によく作りこんであって、これはすごい作り手さんだなと感動しきり。

 

監督が『ロッキー』と同じジョン・G・アヴィルドセンであることから、なるほど!面白いわけだ。

34年ぶりにドラマとして復活

なんと『ベスト・キッド』が34年の時を経てドラマとして復活。
予告動画はこちらになります。↓ ↓ ↓ ↓

このブログで紹介した『ベスト・キッド』の34年後を描いたものになります。

 

なぜ、このドラマが魅力的なのかというと、かつてダニエルの宿敵だった『コブラ会』側が中心に描かれているということ。

 

今作の主人公は、空手大会において、ダニエルによって倒されたジョニー。

 

その後のジョニーの状況は、荒れた暮らしを送っているようなのだけど、ふとしたことが引き金となって、少年たちに空手を教えるようになる。

 

そう、ミヤギのようになるとはちょっと信じがたいですが、その心境の変化もみどころのひとつかな。

 

一方のダニエルというと、生活も順風満帆のように見えるけど、ジョニーに刺激され、再度空手着と、トレードマークとなったあのハチマキを身に付ける。

 

果たして、立場が入れ替わった2人の運命はどうなるのか。
現在のダニエルや『コブラ会』が活躍するという展開に興味を持ちますよね。

 

中々ツボを抑えた設定は、さすが。

 

またキャストも当時と同じく、ダニエル役にラルフ・マッチオ、ジョニー役にウィリアム・ザブカが演じます。

 

配信は5月3日からされていますが、残念なことに「YouTube Red」は、日本では再生ができないとのこと。
なので、見れるのはしばらく先になりそうです。

まとめ

現在40代の男性ならば、間違いなく『ベスト・キッド』にハマったはず。

 

主人公のダニエルが師匠ミヤギから教わる独特の修行方法は、当時の少年たちの心を鷲掴みにした。

 

ただ、掃除ばかりさせられていても、素直に行動することで、気がつけば強くなっていたという王道ストーリー。

 

絶妙にして完璧。

 

自然な流れや意外性は、嫌味がなく素直に楽しめ感情移入できる。
ダニエルの誕生日プレゼントがまたミヤギの粋な計らいに感動する。

 

ジョン・G・アヴィルドセンは、『ロッキー』といい、クライマックスの盛り上げ方は天才でね。
80年代を代表とする伝説の映画です。

 

観終わった後の爽快感といったら、もう最高ですよ。

『ベスト・キッド』が観れる動画配信サービス

『ベスト・キッド』が観れる動画配信サービスを表にしてまとめましたので、参考にしてみてください。

動画配信サービス 料金 お試し期間 公式サイト
Amazonプライム 325円(税込) 30日
U-NEXT 1,950円(税抜) 31日
ビデオマーケット 500円~(税抜) 初月無料
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