男を虜にする映画『タクシードライバー』のネタバレ感想




ネタバレ含みますのでご注意ください。

現代の日本は、『タクシードライバー』が作られた頃のニューヨークに近付いたのではないかと感じる。

ロバート・デ・ニーロやジョディ・フォスターの出世作というだけでなく、未来を予見し先取りしていたのですね。

現実社会おいて、受け入れられない屈折した心情を表現している作品。

例えば、初デートでやってはいけない大きなミスを犯し、彼女に愛想つかれ、その後、何度連絡を取ろうとしても相手にされない。

今でいえば、『LINE』で、最初は既読スルーで放置していたが、余りにしつこくメッセージがくるのでブロックをされて、逆ギレする感じ。

これは、多くの男が通過する儀礼の一つを描いた要素もありますね。デ・ニーロ演じるトラヴィスに心奪われ、共感すること間違いなし。

時代が生んだ映画であり、永遠に語られるであろう「男の映画」です。

そんな『タクシードライバー』のあらすじと感想をご紹介します。

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あらすじ

動画はこちらになります。 ↓ ↓ ↓ ↓

トラヴィス・ビックル(ロバート・デ・ニーロ)は、海兵隊出身の26歳。彼は夜中々寝付けないことから、ニューヨークでタクシーの運転手を志願した。

トラヴィスは客の命ずるままに、どこまでも車を走らせる。それによって、さまざまな客が乗る。

麻薬や性欲に溺れる若者、街の退廃ぶりを見る度に嫌悪感を高めていく。狭いアパートの一室、家族も友人もいない。

昼間、時間を持て余している時は、ポルノ映画館へ行く。そんな淡々とした日常を繰り返すトラヴィスに変化が訪れる。

次期大統領候補のチャールズ・パランタイン上院議員の選挙事務所に通りかかり、そこで働くベッツィー(シビル・シェパード)に一目ぼれしてしまう。

トラヴィスは選挙事務所に行き、ベッツィーをお茶に誘い、デートの約束に漕ぎつける。

せっかくのデートも、ベッツィーをポルノ映画館に連れて行ったことで、怒ってしまい台無しになります。

その後、何度もトラヴィスは選挙事務所に電話をするが、会ってくれようとしない。

直接、選挙事務所を訪ね会おうとするが、けんもほろろの態度を取られてしまう。

ようやく生きる糧を見つけたと思ったが、また元の代り映えのしない日常に戻り、トラヴィスの心は以前よりも増して荒んでいく。

トラヴィスは裏ルートから拳銃を買い込み、射撃練習と肉体の鍛錬に励む。

ある日、トラヴィスは行き付けの店で、黒人の強盗に出くわし、持っていた拳銃で射殺する。

そんな中、かつてトラヴィスのタクシーに逃げ込んできた少女と再会する。

彼女はアイリスと名乗り(ジョディ・フォスター)トラヴィスは売春を辞めて帰郷することを勧める。

トラヴィスは街の汚れを取り除くことを試みる。

髪をモヒカン刈りにしたトラヴィスは大統領候補の演説会場に出かけるが、私服のシークレットサービスにマークされ、人混みの中を逃げ去った。

その夜トラヴィスは、アイリスがいるホテルへ行く。

アイリスのヒモでポン引きのスポーツ(ハーヴェイ・カイテル)と用心棒を続けざまに撃ち殺す。

アイリスのいる部屋へ入ると、買春客を射殺。トラヴィス自身も銃弾を受けて瀕死の重傷を負う。

一人の少女を裏社会から救ったことで、マスコミやアイリスの両親はトラヴィスを英雄のように称えた。

ある夜、偶然にトラヴィスの車にベッツィーが乗り込む。互いの間に過去のわだかまりはまるでなかった。

彼女を下ろしたあと、再び夜のニューヨークをタクシーで流すのであった。

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トラヴィスは何故アイリスを助けたのか?

選挙事務所で働くベッツィーに一目ぼれするも、初デートでポルノ映画に連れて行きフラれてしまう。

その腹いせから、ベッツィーが支援する副大統領候補を銃撃する計画を立てるが、失敗に終わる。

単に支持する副大統領候補を殺してベッツィーを困らせたかっただけ。

そんな中、悪の道に落ち込んだアイリスと出会い、更生させようと説得するもポン引きに洗脳されて彼女は聞き入れてくれない。

話しても話が進まないので、自らホテルに乗り込み、ポン引きと用心棒との血みどろの銃撃戦を繰り広げ、なぜか少女を救った。

トラヴィスにとって、攻撃する正当性はないけど、自分の存在理由を実感するために、敢えて敵を作り上げる事で、虚しさを解消しようとしたのかな。

あくまでもアイリスを助けた行為は、偶然めぐり合わせたキカッケであったと考えた方が理解しやすい。

スコセッシ監督のメッセージを考えてみた

トラヴィスは、ニューヨークの掃きだめのような夜の街を流す孤独なタクシードライバー。タクシーの窓から映るのは、きらびやかなネオン・麻薬密売人・酔っ払い・売春婦。

彼にとっては、何もかもが薄汚く目に余り、持っていき場の無い怒りだけが蓄積していく。

その鬱憤を吐き出すかのように、抑えていた狂気を爆発させ、一人の少女を救うために、血まみれになりながら売春を斡旋する男を殺す。

そして再び、タクシードライバーとしての生活に戻っていく。しかし、バックミラーから映るニューヨークは、何一つ変わらない。

本作は、トラヴィスの精神の変容にあわせるように、映画全体が侵食しているように見える。

私の主観ですが、スコセッシ監督は本作に次のメッセージを入れたと思う。行き場のない閉塞感が覆っている現実に目指すべき目標も理念も無い。

「夢、目標を持て」と逆説的に言っているのかなと感じた。

生きていて楽しみもなく、ただ漠然と時間を無駄に過ごしていることへの疑問を提起しているからこそ、本作は40年以上も支持され続けているのだろう。

オタク気質を見事に表現している

トラヴィスのキャラクター性に共感する。

正直な表現が上手くできず皮肉な態度をとり、偏執的な性格を持っているが故に、向上心は持っていても、それを活かすことができず、自分が置かれた現状に不満と腐りきった街を恨みながらもがき苦しんでいる。

何をやっても思うようにいかない毎日の中で、次第に根拠の無い自信と妄想に夢中になっていく彼は、ついにとんでもない事を思いつき、武器商人から銃を購入する。

あくまで、自分の為だけに行動しているのに、そのことに気づかずにいる。他人の為に動こうとする自分に対して、酔いしれている。

オタク気質の男性像を見事に表現している。

トラヴィスがやった事は、正しい選択では決してないけど、一人のオタクとしてこの映画には自分の生き方・考え・行動などを深くかえりみる機会を与えてもらった気がする。

まとめ

本作は簡単にいうと、オタク男の妄想が膨れ上がり、衝動的に大暴れする映画。

まさに、正気と狂気の葛藤。

この狂気は特別なものではなく、誰もが普通に生活していて、一歩間違えば起こる可能性が十分あることから、リアルに怖さを感じる。

トラヴィスは、誰にも相手にされない孤独感に押しつぶされそうな現状をもがき苦しみながら生きている。

本作は、このトラヴィスの感情を理解できるかどうかで、作品の評価を分けるかな。

私はトラヴィスの感情は理解できる。

だって、私が抱えているストレスを、彼が代りにやってくれたのだから。

だから、私にとって、この映画に理屈はいらない。かつての私を描いた映画だから。

スコセッシ監督がいいたかったことは、夢や目標を持てと逆説的に言っていると感じた。

男であれば一度は観ておくべき作品なので、おススメです。

『タクシードライバー』が観れる動画配信サービス

動画配信サービスには興味があるんだけど、どれも似通っている。

いざ申し込もうとしても、付加価値がわかりづらいので、自分でわざわざ調べるのも面倒。

他にもやることがあることから、どうしても後回しになってしまう。

私も動画配信サービスを決めるにあたり、色々調べるのが面倒で、放置していた経験があるのでよくわかります。

映画好きなあたたであれば、配信本数が100,000本以上と競合他社と比較してもトップレベルであるU-NEXTを選択すればまず問題ないです。

そこで、まず気になる料金体系を表にまとめました。

月額 1,990円+税(毎月1200ポイント付与)
本数 120,000以上(約40,000本はレンタル)
形式 月額見放題+個別課金(レンタル)
お試し期間 31日

この表を見てまず思うのが、「毎月2,000円近くも払うのはもったいないなぁー」と感じるはず。

確かに、他の動画配信サービスと比べても高いです。

でも、その金額に見合うだけの付加価値を簡単に紹介しますね。

新作映画が早く見れる

基本料金が、他社と比べて高いことは一見弱点のように見えますが、他社の配信サービスでは観ることができない作品をいち早く観られるという強みは大きいですね。

毎月貰える1,200ポイントを使えば、新作が2本見ることができます。

クレジットカード以外の決済方法がある

動画配信を使ってみたいと思っている人の中で、ネットからクレジットカードの情報を登録することに不安を感じている人もいるはず。

個人情報の流出に関する事件が後を絶たないことから、自分の身に降りかかったら怖いですからね。

クレジットカード以外に『U-NEXTカード』と『U-NEXTギフトコード』を使った決済方法があります。

Amazonギフト券やiTunesカードと同じ形態でコンビニなどで販売されており、レジに持っていき購入するかたちです。

詳しくはレビューに書きましたので参考にして下さい。

毎月貰えるポイントを使い映画館で鑑賞ができる

毎月貰える1,200ポイントを使い、全国のAEONシネマ、松竹マルチプレックスシアターズ、ユナイテッド・シネマ、そしてオンラインからチケット予約ができるKINEZOと4つの場所にて使用可能。

映画館で利用すれば、ポイントを割引と捉えて使うこともできます。

また、ポイントを貯めればその分割引で映画を鑑賞できます。

映画館でポイントを使えるのは、頻繁に映画を観る人には、とても魅力だと思う。

映像は「フルHD」を採用して、クリアな画質

『フルHD』とは、フルハイビジョンの略。

簡単にいえば『HD(ハイビジョン)』よりきめ細かくなった美しい映像です。

U-NEXTの映像画質はフルHD(1080p)が標準なことから、非常にくっきりと鮮明でキレイ。

Blu-rayと同様の解像度(1080p)を配信していて、レンタルDVDと比べても高画質の映像を楽しむことができる

iPhoneを開発したAppleのCEOであったスティーブ・ジョブズも言っていますが、最も大切なのは、自分の心と直感に従うこと。

時間が過ぎるのは早いです。

自分の意志で、充実した毎日をあなたに送ってもらいたいです。

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