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最高傑作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』の感想

ネタバレ含みますのでご注意ください。

多くのシリーズ物は正直言って、作る度に劣化していくのが多いけど、この『ミッション:インポッシブル』に関しては別格ですね。

作品を重ねるごとに進化している。

個人的にシリーズの中でも、最高傑作と呼びたい。

オープニングの軍用機にしがみつくトムを観て、度肝を抜かれ、「この映画は面白いぞ」と胸が高鳴る。

もう、この時点で心を鷲掴みされている。

この後も、次から次ぎへと、目まぐるしい展開が続いていく。

息を付く暇が無い、アクションの連続で見所が満載。

とにかく体張って命がけのトムは、男から見てもカッコイイ。

そんな『ミッション:インポッシブル/ローグネーション』のあらすじと感想をご紹介します。

あらすじ

予告動画はこちらになります。 ↓ ↓ ↓ ↓


オープニングから、イーサン(トム・クルーズ)が輸送機へ運ばれる生物兵器「神経ガス」を奪還する派手な演出から始まる。

イーサンは、かねてより謎の犯罪組織「シンジケート」についての調査を進めていた。

新たな指令を受けるためにロンドンのレコード店に訪ねたイーサンだが、指令の内容はなんと「シンジケート」による挑戦状だった。

自分の素性が、シンジケートにリークされていると気づくも、逃げ遅れてしまい、催眠ガスによって眠らされてしまう。

イーサンは、敵の罠にかかり拘束されてしまうが、敵方であるはずの謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)によって命を救われる。

一方、ワシントンDCにおいて、CIA長官アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)は、IMFがかつて、CIA本部に忍び込んで、機密事項を盗んだり、核ミサイルの暗証コードをテロリストに漏らすなど、目に余る行動がある為、解体を進言する。

イーサンは、アラン長官によって、国際手配を受けてしまう。

ベンジー(サイモン・ペグ)、ウィリアム(ジェレミー・レナー)がCIAに残る中、イーサンは身を潜め、独自に「シンジケート」を追っていた。

「シンジケート」の実態は、各国のスパイの精鋭たちが集まった集団であることを突き止める。

ベンジーはイーサンから協力を求められ、ウィーンのオペラ鑑賞の会場へと向かう。

目的は、「シンジケート」のリーダーであるソロモン・レイン(シーン・ハリス)をイーサンが描いた似顔絵を元に、会場で見つけ出すこと。

ベンジーは、オーストリアの大臣を暗殺しようとした男を発見し、イーサンは、その男を仕留め、暗殺を阻止する。

会場には、イーサンを救ったイルザも大臣を暗殺しようとしていたのだった。

イーサンは、イルザの逃亡を助ける。

暗殺に失敗したことによって、シンジケートに追われるイルザとイーサン。

イルザはイーサンを逃がすために、自ら囮となり、自分の身元を教える手掛かりとして、USBが仕込んである口紅をイーサンに渡す。

USBの情報から、イルザがモロッコにいることを知り向かう。

シンジケートのデータを入手するために、保管されている施設に潜入するのだった。

イーサンは高圧の巨大水槽へダイブしてセキュリティーのデータを差し換え、ベンジーは問題なくセキュリティチェックをパスし、サーバーのデータ情報を盗むことに成功する。

データをイルザに盗まれてしまうが、ベンジーが予備にデータをコビーしていた。

シンジケートの情報を見るためには、厳重なロックが掛かっており、解除するにはイギリスの首相の生体認証がないと見ることが出来ないようになっている。

イーサンは、イルザと交渉を望むが、ちょっとした隙をついて、ベンジーが、シンジケートに人質として捕らわれてしまう。

交換条件として、データの情報を渡すよう脅迫されるが、イーサンはイギリス首相から生体認証を解除し、ベンジーを無事に助け、ソロモンを捕らえた。

感想①:命がけのアクションに魅了

今回のアクションの見どころは、まず、オープニングの大型輸送機に飛び移ってしがみつくところ。

毎回スケールがアップしていき、ファンに対するサービス精神はさすが。

現在、スタントなしに大スターが、あんなことができるのは、プロデューサー兼任のトム・クルーズだけでしょうね。

次はモロッコでのバイク追跡。

BMWのバイクを使った街中の追跡シーンは必見です。

トム得意のバイク走行は、体を地面擦れ擦れに付け、迫力満点。

個人的に、『M:I-2』のバイクアクションが好きで、今作で塗り替えました。

他にも、酸素ボンベ無しの潜水と、危険でスリル満点なシーンが盛りだくさん!

とにかく画面に釘付けでした。

まるで、この感触は、ジェットコースター乗った時の様な感覚。

トムには可能な限り、アクションを続けて欲しいですね。

かつて、007を演じたロジャー・ムーアは、五十代後半までボンドを続けていたけど、さすがに最後の方になると、動きにキレがなかったことを考えると、トムの凄さが分かります。

感想②:スパイ映画として安定した面白さ

『ミッション:インポッシブル』シリーズは、TV版の『スパイ大作戦』が、基になっている。

なので、個々の得意分野を活かして、チームワークでミッションをやり遂げる。

悪巧みをしている敵を罠にはめて阻止する。
この2つの要素があってこその、『ミッション:インポッシブル』だと思う。

そして今作は、この2つの要素を見事に表現している。

最後、敵のボスであるソロモンをチームワークで罠にはめるという、これまでのシリーズで見ることがなかった、カタルシスの与え方をしている点が、単なるアクションだけにとどまらず、脚本も考え抜いていることが感じられて、もう脱帽です。

敵に人質として捕らえられたベンジーを助ける為に、イギリスの首相にアポなしで赴くといったイーサンの純真さと誠実さがわかるシーンは、仲間との絆を現していて、今作における一番のテーマだと感じた。

今作は、チームワークって言葉が一番しっくりくる作品になった。

感想③:レベッカ・ファーガソンの存在感に目が釘付け

今回はもう、このイルザを演じたレベッカ・ファーガソンが、美味しいところをほとんど持っていっている感じですね。

とにかく、イーサンを振り回し、常に彼女が話の中心でリードしていく。

イルザが、敵なのか味方なのか。

「いったい何者なの?」っていうところで、ずっと引っ張っていく話になっています。
可憐な美しさで品があり、聡明な感じがしていいですね。

意思の強そうな知的な美女で、スパイ役としてはベストな配役。

そんな彼女から繰り出されるハードなアクションは、ドキドキします。

特に、バイクアクションは、峰不二子を彷彿し、カッコイイ!!

ヒロインアクション単体として捉えても最高で、実質トムとW主演的扱い。

彼女のカーチェイスや格闘で見せる華麗なアクションは、完全にトムを凌駕していることに目を奪われること間違い無し。

必見です。

まとめ

『ミッション:インポッシブル』シリーズは、監督の個性や前作との対比で作品ごとにカラーは変るけど、全ての制作を兼ねるトムの努力と才能により、作品の質を下げずに維持しており改めてすごいと感じた。

作品の完成度は、シリーズの中で一番高いと思う

今回は、チームワークを掘り下げたことによって、個々のメンバーのキャラ設定も明確化され、今後どうなるのかという次回への期待も高まりますね。

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