スパイ映画の新境地を開いた『キングスマン』のネタバレ感想




ネタバレ含みますのでご注意ください。
冒頭で、人質救出に現れた人物があっけなく敵に殺される。

 

真面目そうだった母親が、どうしようもないDV男と再婚。
盗んだ車でパトカーとバックギアでカーチェイス。

 

無敵と思っていた人物が、いきなり死んだりと予想以上の展開が盛り沢山。
面白すぎます!

 

中だるみなく最後まで楽しめた。
クライマックスで、エグジーが『マトリックス』ばりのアクションをいつ身に着けたのか疑問だけど、この手の作品に細かいことを気にすると面白さが半減してしまう。

 

そんな『キングスマン』のあらすじと感想をご紹介します。

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『キングスマン』あらすじ

予告動画はこちらになります。 ↓ ↓ ↓ ↓


エグジー(タロン・エガートン)の父親は、世界を救う国際的なスパイ組織『キングスマン』に属する諜報部員として、任務に遂行していたが、仲間を助けるために殉職した。

 

その際に、助けてもらったハリー・ハート (コリン・ファース)は、恩人の家族宅に訪れ、息子のエグジーに、困った時に連絡を寄越すよう、連絡先が彫ってあるペンダントを渡す。

 

17年後、母親はどうしようもない男と再婚し、エグジーもDVを受けていた。
エグジーは、チンピラの車を盗み、パトカーを煽ってぶつけたことによって逮捕される。

 

これまでの余罪があることから、刑務所行となるが、ペンダントのことを思い出し、刻印されたところに電話をして、釈放される。

 

ハリーは、エグジーの経歴を調べ、海兵隊に属していた時の成績と運動神経のよさを見込んで、キングスマン』の候補生として選び、エグジーも了承した。

 

『キングスマン』の候補生は、エグジーの他にもいた。
最終的に選ばれるのは一人。

 

その為には、試験に突破するしかない。
合宿部屋に突然、水が溢れ溺死するかもしれない状況に陥ったり、犬の調教、軍用機から飛び降りるといった危険が伴う試験が次々に課される。

 

最終試験まで残ることが出来たエグジー。
しかし、その試験は、調教した犬を撃つことだった。

 

犬を撃つことにためらったエグジーは不合格となる
合格したのは、女性のロキシー(ソフィ・クックソン)だった

 

その頃、ハリーはアーノルド教授(マーク・ハミル)の救出任務で殺害された仲間のランスロットの一件を調査していた。

 

命が助かったアーノルド教授に事件の全容を問い詰めるハリー。
その時、彼の首に埋め込まれていたマイクロチップが爆発し、アーノルド教授は死んでしまう。

 

チップの解析により、リッチモンド・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が関与していることをつきとめる。

 

ハリーは、ヴァレンタインの身辺調査を開始する。
ヴァレンタインの目的は、無料配布したSIMカードから信号を送り、人間をコントロールし、凶暴化させて周囲の人間を襲わせ、人口を減らすという計画を目論んでいた。

 

ハリーが潜入した教会で、暴動が起こる。
ヴァレンタインの計画実行により、ハリーも操作されてしまう。

 

信号の操作が解かれ、外に出たところ、ハリーは、ヴァレンタインに拳銃で撃たれる。
『キングスマン』を取り仕切っているアーサー(マイケル・ケイン)も、ヴァレンタインに操られていることを知ったエグジーは、命を狙うアーサーを仕留める。

 

残ったのは、指導教官マーリン(マーク・ストロング)とロキシーだけだった。
エグジーは、マーリンと一緒にヴァレンタインの秘密基地に乗り込み、激闘の末に、人類の危機を救うことに成功した。

『キングスマン』感想①:マインドコントロールの怖さ

ヴァレンタインが、SIMカードを無料配布し、電磁波で脳をコントロールして感情を煽り、殺し合いをさせるのは、リアルに起こりそうなことなので怖いですね。

 

これだけIT技術が目まぐるしく発展しているので、単なる絵空事とは思えない。
実際に、何処かの国で人体実験がされているような気がする。

 

 

身近なことで、何気にネットで見ていた商品を購入したくなるような電磁波がショッピングサイトから出たりしたら、企業は儲かりそうですね。

 

スマホ・PC・テレビからの電波で、マインドコントロールが出ていたら恐ろしいという危機感を考えさせる映画ですね。

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『キングスマン』感想②:スパイ映画の面白さ

同じスパイものでも『007』や『ミッション:インポッシブル』とはひと味違う、ダンディーなスパイアクション。

 

スーツをスマートに着こなし、英国紳士の風格とミスマッチな素早い動きをするコリン・ファースに魅了された。

 

スパイ映画お約束の小道具も魅了される。
例えばライターが手榴弾になったり、靴に毒針が仕込んであったりと堪らないですね。

 

戦う敵もスケールが大きいのもお約束。
後、仕立て屋の試着室が、スパイ基地に入るところは、スパイ映画らしくワクワクします。

『キングスマン』感想③:エグジーの成長物語

幼いころに父親を亡くし、母親はどうしようもないDV男と再婚。
自暴自棄になり、ドロップアウトしたエグジー。

 

行き場のない思いから、窃盗など犯罪を重ね、そんな彼を救ったのがハリー。
エグジーの父親が、世界を救う秘密諜報部員であった事をしり、自らもスパイの道に進む。

 

逸材を見つけて育て、成長していく過程は、『スター・ウォーズ』のオビワンとアナキンの師弟関係に似ている。
ストーリー自体は王道ですね。

 

エグジーの悪ぶってひねくれていた時の目と、正義の為に戦うことを誓った時の目の違い。
この対比が見事。

 

下手な俳優だと絶対に表現できない。
優れた俳優だけができる仕事、タロン・エガートン最高!

まとめ

『英国王のスピーチ』で主演を務めたコリン・ファースの人間味あふれる演技に感銘を受けたので、畑違いのアクション物はどうかと危惧していたけど、初挑戦とは思えないほど動きが華麗で、役者魂を感じた

 

今まで彼のイメージからは、かけ離れているので、受け入れることが出来るかどうかで、この作品をどれだけ楽しめるかが変ってくる。

 

昔の007シリーズを思わせる荒唐無稽な設定は面白かった。
特に、世界征服を目論むサミュエル・L・ジャクソンの悪役ぶりも素晴らしく、引き込まれる。
存在感はさすがですね。

 

それと、彼に仕える両足が義足の殺し屋を演じたソフィア・プテラは、クールな美女でありながら義足が強力な刃物になっていて、とてつもなく強く、蹴り一発で人体を斬り刻むシーンは、劇画調であるけど、好きですね。

 

登場するキャラクターはそれぞれ個々に存在感があって、娯楽映画とはこうあるべきと思わせる作品です。
エグいシーンが結構多いので、苦手な人はご注意してください。

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