映画『ジャッキー・ブラウン』ネタバレ・あらすじ・感想とは?




最近、タランティーノ監督の魅力にハマり映画を見るようにり、『ジャッキーブラウン』にたどりつきました。

 

『パルプ・フィクション』、『レザボアドックス』のようなバイオレンス性は影を潜めていることから、同じ系統のものと期待すると肩透かしするかも。

 

でも、なんだかどっかで見たような話しの展開が面白い。
音楽もおしゃれだし、オープニングのパムグリアの横姿にあの曲。
それを見た瞬間にまさに、カッコイイ。

 

そんな『ジャッキー・ブラウン』のあらすじ・感想をご紹介します。

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『ジャッキー・ブラウン』あらすじ

メキシコの航空会社に勤めるジャッキー(パム・グリア)は、武器商人を生業としているオデール(サミュエル・L・ジャクソン)のもと、運び屋をしている。

 

それを嗅ぎつけた警察に逮捕されてしまいます。
女性にとって、給料が安いとはいえ仕事を失うのは辛いこと。

 

オデールは口封じのため、保釈保障業者のマックス(ロバート・フォースター)に依頼し、保釈金を積んでジャッキーを保釈させる。

 

ジャッキーは、保釈金を積んだのがオデールであることをマックスから聞く。
身の危険を感じたジャッキーは、拳銃をマックスから拝借する。

 

マックスと入れ違いにオデールが表れ、自分が現在置かれている状況を説明し、取引を提案する。

 

メキシコにあるオデールの50万ドルを渡す条件で合意する。
オデールと警察を騙し、マックスと一獲千金を企てる。

 

『ジャッキー・ブラウン』予告動画です。

『ジャッキー・ブラウン』感想①:豪華キャスト

主演のパム・グリアの魅力につきますね。
第一印象はその存在感に圧巻されたという感じ。

 

どちらかというとオバさん女優ではありますが、その辺の若い女性には出せない迫力あるセクシーさが素晴らしい!の一言です。

 

『Across the 110th Street』を口ずさみながら車を運転するシーンは絵になっていいですね。
わたしは彼女が過去に主演した作品は拝見していませんが、様々なシーンで色んな表情を演じる
彼女の演技に驚きました。

 

例えば、色っぽく振舞ったり、恐怖に怯える仕草がカワイイ女性だったり、頭が切れて堂々とした女性だったりするところです。

 

 

ブリジッド・フォンダも擦れた女性を好演し、彼女に対する清純派のイメージが覆された。

 

刑務所から出所したばかりで、どこか表情に覇気がなく、汚くてみすぼらしい掃き溜めみたいな犯罪者の役で最後には情けなく殺されてしまうロバート・デ・ニーロ。

 

彼ほどの大物俳優をこんな役柄で使ってしまう。
普通に考えたら、準主役である保釈保証業者マックスをロバート・デ・ニーロが演じるはず。
それをあえて外すなんて、タランティーノ監督のセンスが光りますね。

 

でも、ロバート・デ・ニーロもどこか雰囲気を楽しんでいるので、これでいいのかもしれない。

 

サミュエル・L.ジャクソンのアクの強さがなんともいえない。
『パルプ・フィクション』でも強烈な演技で主役を食ってしまったが、今作でもやはり、存在感が半端なくすごい。

 

ロバート・デ・ニーロとのやりとりは、ボケとツッコミの漫才のようで最高。
登場人物のキャラが立っていて、一癖ある俳優ばかりが集まり、それぞれの個性をうまく引き出している。


出典:https://eastsidefm.org/celluloidsymphonies/

『ジャッキー・ブラウン』感想②:恋愛要素

クライムものでありながら、さりげなく『中年の恋愛』がサラッと描かいているところが非常にうまいと思う。

 

若い頃は勢いに任せて、出会ってすぐさま自分の思いを相手にぶつけたりするが、ある程度人生経験を重ねると、激しく抱き合ったりすることはない。

 

それとは引き換えに、お互いに想う気持ちは次第に育ってゆく。
その課程を見るだけでも、『ジャッキーブラウン』は見る価値があると感じる。

 

劇中最後、ジャッキーとマックスのやり取りに、心を動かせられた。
タランティーノ監督には珍しいラストでホロっとさせる素敵な映画です。

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『ジャッキー・ブラウン』感想③:ストーリー

安い給料に甘んじながらCAの仕事をして、副業で銃の密売で儲けたお金を運ぶことをしていたジャッキーが、保釈屋のマックスとの出会いにより、心を入れ替え新たな生活を掴むまでの話。

 

自分の人生をうまくコントロール出来ずもがき苦しんでいる様子が描かれていて、自分と重ねてみてしまい感情移入してしまう。

 

ストーリーも意表を突く仕掛けがされており、一筋縄ではいかない。
人間関係は疑いだすときりがないけど、さらに犯罪を共にすることで、この疑いは強くなってしまう。

 

いない人間の悪口を言ったり、お互いの詮索をするところは人間の醜さが出ていて良かったですね。

 

オデールが「殺すことはないだろ」というセリフがあるが、言った本人が簡単に人を殺してしまうところは、気が動転してしまい、まともな判断がつかなくなくなり暴走してしまう行動は、誰でも似通ったことが起こりえるので、見ていて怖かった。

まとめ

1970年代の海外ドラマを見る感じ。
私は吹替え版を見ましたが、俳優さんが本当に日本語を喋っているように見えて、吹き替えは完璧です。

個人的には、吹替えの視聴をおススメ。
物語そのものはさほど目新しいものじゃないです。

 

誰が誰を出し抜くのか、最後まで読めないので、スリリングがあって楽しめる。
映画に関する予備知識は不要。

 

2時間半の映画とは思えないくらいテンポが良くあっという間に終わり、少し寂しい感じになる。
タランティーノ監督の想いが詰まった、ファッショナブルなオトナの映画です。

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