『ジャンゴ繋がれざる者』ネタバレ・あらすじ・感想とは?




一言だけ言います。
とにかく面白いです。
タランティーノ節炸裂で、観ていて爽快。

 

血生臭い場面多々ありますが、過去の西部劇をリスペクトしており、2時間45分の映画でも長く感じる事なく楽しめた。

 

役者・撮影・音楽どれもいいことずくめ。
シリアスな場面と笑える場面のバランスも見事で、結末がわかっていても何度でも見て楽しめる映画です。

 

そんな『ジャンゴ繋がれざる者』のあらすじ・感想をご紹介します。

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『ジャンゴ繋がれざる者』あらすじ

南北戦争が始まる2年前1859年アメリカ南部が舞台。
奴隷として商人に買われた主人公ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、ドイツ人で歯科医でありながら賞金稼ぎを生業としているシェルツ(クリストフ・ヴァルツ)に助けられる。

 

助けた理由は、ジャンゴが賞金首になっているお尋ね者の顔をしているからである。
標的である三兄弟の行方を探す旅が始まる。

 

三兄弟を見つけ仕留めた後、シェルツはジャンゴの銃の腕前に才能を見出し、冬の間共に賞金稼ぎを提案する。

 

シェルツはジャンゴに賞金稼ぎについて教え込む。
春になり、ジャンゴも賞金稼ぎでお金がたまった事も有って、生き別れた妻を探すためミシシッピーへ向かう。

 

そこで、彼女を奴隷として買った人物が判明する。
大規模な農園の領主であるカルビン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)である。

 

シェルツとジャンゴはカルビンが趣味としている奴隷格闘の買い付けをする奴隷商として近づく。
1万2千ドルで買い付けしたいことをカルビンに持ち掛け、興味を示したことから彼の所有する農園へ向かう。

 

交渉が成立し、その話の流れで、ジャンゴの妻であるブルームヒルダも一緒に欲しい事をカルビンに提案。

 

しかし、ジャンゴとブルームヒルダの様子を見て二人が深い関係であることに気づいた者がいた。
キャンディ家に長く忠誠を尽くしている黒人のスティーブン(サミエル・L・ジャクソン)。
カルビンに事の顛末を報告し、自分を騙したシェルツとジャンゴへ怒りが爆発する。

 

シェルツは1万2千ドルでブルームヒルダを買うことで手打ちとするつもりが、カルビンが握手を求める。

 

シェルツは頑なに拒否するが、頑として受け付けないカルビンに折れ、手を出した瞬間、隠していた銃でカルビンを撃つ。

 

すぐさまカルビンの側近がシェルツを撃つ。
隙をついて、ジャンゴは銃をうばい応戦するが、ブルームヒルダが人質なり、降参する。
ジャンゴは捕まり、拷問を受ける。

 

スティーブンの発案で、死ぬまで奴隷としてこき使われる『レクィント・ディッキー鉱業社』に身売りされてしまう。

 

奴隷として運ばれる途中、鉱業社の者たちに儲け話を持ち掛け、銃を貰ったと同時に射殺し、
人質となっているブルームヒルダを助けるためにキャンディ邸へ乗り込む。
黒人の使用人以外は、全員殺害し、最後は屋敷を爆破し、ジャンゴとブルームヒルダは旅立つ。

 

予告動画はこちら

『ジャンゴ繋がれざる者』感想①:豪華キャスト

ジャンゴを盛りあげた俳優はこの三人ですね。

クリストフ・ヴァルツ

飄々としたクールさを醸し出す演技もグッドです。
紳士でありながら、状況関係なしに突然に銃ぶっ放すというギャップがいい味を出していますね。
彼の存在があるからこそ、ジャンゴが引き立つわけで、一番目立っていました。

 

レオナルド・ディカプリオ

彼の役者人生で、初の悪役。
冷酷な農園の領主は、見事としか言いようがない怪演ぶりが完全にハマってました。
かつてレオ様といわれたイケメンが憎たらしい親玉を演じるんですから、見ていて楽しい。

 

サミエル・L・ジャクソン

タランティーノ作品には欠かせない人ですね。
『パルプ・フィクション』のジュールスと同じ人だと最初気づかなかった。
彼が演じるスティーブンは、弱い立場の人間には横暴になり、自分より立場が上の人間には媚びをうる。
実は良い奴なのかと思わせて、最後まで悪態つく、見ていて一番むかつく役柄を見事好演。

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『ジャンゴ繋がれざる者』感想②:マカロニ・ウエスタン

マカロニ・ウェスタンを見たことがない人でも充分楽しめるように配慮されているように感じた。
私はそこまでくわしくはではないですが、イーストウッドの三作品とフランコ・ネロの『続・荒野の用心棒』は拝見しています。

 

好きな人にはたまらない要素も入っています。
本家ジャンゴを演じたフランコ・ネロがジェイミー・フォックス演じるジャンゴに対して、名前を聞きスペルを聞くシーンは噴き出して笑っちゃう人も多いはず。

 

従来の様式美を重視した血の出ない西部劇も好きですが、本作のような血が吹き出す表現は死への恐怖感が倍増していて緊迫感を与えている。
だから迫力が半端ない。

 

奴隷制度を利用し、私腹を肥やす極悪人達への容赦ないガン・ファイトは圧巻。
まさに溜飲を下げる思いですね。

『ジャンゴ繋がれざる者』感想③:奴隷制度

アメリカが黒人に対して行った奴隷の歴史は授業で学んで理解はしていましたが、当時の状況を映像で見せられるととても衝撃でした。

 

あからさまに映画で見るにはつらい部分もある。
こんなひどい仕打されてきたのかと目を覆いたくなります。
それによって、不快に感じる人もいるはず。

 

私もそうでしたが、文字の知識だけでは、限界がある。
映像だからこそ、過去に犯した過ちをストレートに伝えることができる。

 

ただ、史実をそのまま並べた上から目線の映画では、まず、見られるのは難しい。
この『ジャンゴ繋がれざる者』はタランティーノ監督が自分の得意とするやり方で、奴隷制度のひどさを効果的に伝えてくれた映画であるわけで、それはとても重要なことだし、白人の立場の人しかできないことであると思うんですよね。
だからタランティーノ監督の勇気は敬意を表したい。


出典:http://theyneednews.com/tag/leonardo-dicaprio

『ジャンゴ繋がれざる者』感想④:ストーリー

マカロニ・ウエスタンを現代風にアレンジした傑作。
史実に基づいた奴隷制度と白人社会の対比が公平な目線でリアルに描かれている。

 

黒人が奴隷として扱われていたことに対する痛烈な批判をしている内容ですが、黒人への惨い仕打ちにジャンゴが派手に打ち倒してふっ飛ばす。

 

それは、マカロニ・ウエスタンの持つ勧善懲悪のカタルシスを見出します。
ここまで突き抜けた展開は、頂点極まると爽快な気分になると同時にストレス発散にもなる。

 

ただ、これが娯楽として受け入れることが出来るかどうかが『ジャンゴ繋がれざる者』を評価するか、しないかが大きな分かれ目となる。

 

終盤におけるドラマチックなどんでん返しの展開や迫真のガン・ファイトは、男たちの心を鷲掴みにさせること必死です。

まとめ

いろんな意味で、別次元の面白さです。
西部劇も久しぶりに楽しめました。

 

オープニングに本家のジャンゴのテーマ曲を持ってくるセンスの良さ。
もう感激です。

 

タランティーノ監督はオタク心を理解してますね。
本当にこの作品は完成度高い。

 

タランティーノ監督特有の予測不能な展開にドキドキしながら最後は綺麗な形でサッパリ終わらす閉め方は見事。

 

見終わった後にここまでスカッと爽快な気分になる映画も本当に久々だなぁと思った。
やっぱり、映画はこうでなくちゃ。

 

胸を張っておすすめ出来る作品。
是非見てください。

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