ファイナルカット版『ブレードランナー』あらすじとネタバレ感想




ネタバレも含むのでご注意ください!!
映画ファンにとって外すことができない作品が『ブレードランナー』。
当時小学生であった私には「E.T」の方に関心があった。
その「E.T」に押されたこともあり、興行的には失敗した作品。

 

『ブレードランナー』のタイトルはもちろん昔から知っていました。
恥ずかしながら今まで、まったく視聴したことがなかった。

 

2017年に、続編『ブレードランナー2049』が公開されるということで、興味本位で、ブルーレイのファイナルカット版を購入。

 

『ブレードランナー』は劇場公開版、インターナショナル版、ディレクターズ版と様々なバージョンが発売されている。
確かに、「SF映画史上の金字塔」といわれるだけあって傑作。

 

世界観が好きでないと受け入れることは難しい。
なので、好き嫌いがはっきりと分かれる作品。

 

私は、好きですね。
こんなに凄い作品なのに、公開当時は興行的にヒットしなかったとは驚き。
ネタバレ含みますが『ブレードランナー』の感想とみどころを紹介します。

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『ブレードランナー』あらすじ

2019年のロスアンゼルス。
遺伝子工学が発達し、人間と遜色ない知能を兼ね備えたレプリカントがタイレス社によって開発され、詳細に検査をしなければ人間との区別がつかない。

 

レプリカントは宇宙や惑星の地で、労働に従事。
地球征服を目論んで、レプリカント四人が潜入してくる。

 

レプリカントの犯罪を阻止し、抹殺をする担当がハリソン・フォード演じるブレードランナーことデッカード。
タイレル社の社長や謎の美女レイチェル(ショーン・ヤング)に会い、侵入者たちの情報を調べていくうちにデッカードはレイチェルに惹かれていく。

 

レイチェルも実はレプリカントであった。
最後のレプリカントリーダー(ルトガー・ハウアー)との一対一の対決で追いつ追われつしながらも決着し、デッカードはレイチェルと共に脱出。

ファイナルカット版の予告動画はこちら

『ブレードランナー』感想

なんとも言えない重くのしかかる暗澹たる気持ちが先行。
舞台となっているロサンゼルスの街が退廃しかかっている状況は、画面を通して把握がつく。

 

いつもジメジメと降る雨、屋台、ネオン、高層ビル、妖しい巨大画面広告等スモークの掛かった薄暗い雰囲気がハードボイルドタッチと相まって、妙に捨てがたい印象を残す。

 

派手なアクションを期待していると肩透かしをするかも。
SF作品としては哲学的で派手さがないからか。

 

私には、人間だけが持つことのできる「愛すること」や「感情移入」とは何かを考えさせられ、そして「命の尊さ」と普遍のテーマなので、古さを感じず、魅力があるんですよね。

 

最後のレプリカントとの戦闘は、どこか哲学的な印象を受けた。
4年だけしか生きることができないレプリカントのルトガー・ハウアーが、人間に対し復讐心で一杯の筈なのに、少しだけ人間の文明を称賛してくれたところは、魂を揺さぶります。

『ブレードランナー』みどころ①:世界観

この映画が今でもカルト的な人気を誇るのは、扱った題材の特異さがあげられる。
空中からの近未来都市の景観とそびえたつオフィスビルのドライさ。

 

地上の雑多した薄汚さとそこにうごめく人間たちの対比が見事。
アジアとも欧米とも言えないなんとも奇妙な街の存在感。

 

細部至る造形物は、本当に存在しているかのように息吹というものが感じられる。
CGを全く使わないで表現するというのが本当に凄い。
美しい映像に酔いしれました。

 

世紀末としか思えないその近未来の光景は、多くの映像作品やアニメでスタンダードとなっていますね
見事な発想で映像化したリドリー・スコット監督の、優れた映像センスにあるのはもちろんですが、彼の構想を具体化したスタッフの働きも大きい。

 

特に、シド・ミードの美術の素晴らしさは、今まで見たこともない未来空間を創造してくれました。
警察車輌の『ポリススピナー』のデザインは秀逸。

 

映画の序盤、デッカードを乗せて飛行するシーンは、カッコイイの一言。
『バック・トゥ・ザ・フューチャ』のデロリアンと並び人気があるのが伺えます。

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『ブレードランナー』みどころ②:未来予測

30年以上前の作品で未来予測していた時点ですごい。
人間そっくりでも人間ではないものとは何か?
レプリカントついては色々考えさせられる。

 

昨今AIの開発において、私たちの生活はよくいえば効率的かつ、無駄を省いた生活が始まってきている。
また、仕事を奪われるのではないかという恐怖。

 

AIは確実に来る未来。
そこで、AIの得意・不得意を主観ですが以下になります。

AIが得意とするものとは?

・単純作業
・情報を収集し処理して、問題を解決すること
・車の自動運転

AIが苦手とするものは?

・対人とのコミュニケーション
・感情の表現
・段取り力

AIに仕事を奪われないようにするにはどうすればよいか。
それには、AIが苦手とする部分を身につける為にコツコツと努力を積み上げていくとことが大事だと感じました。


出典:https://homemcr.org/exhibition/brian-taylor-movie-posters/

まとめ

今観ても確実に人の心を捉えて離さない力がある。
昔の映画なのに全く古臭くないのも凄い。

 

私にとってのハリソン・フォードは『インディジョーンズ』の印象が強かった。
でも、インディジョーンズのハリソン・フォードより『ブレードランナー』の方が人間くさくて好きになりましたね。

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